Casa

曲) 秋山 映一・詞) 岩佐 尚美

これは東日本大震災の丁度一年後、2012年3月11日に秋山が作ったオリジナル曲です(作詞:岩佐尚美)。「Casa」はスペイン語で、日本語で「家」。地震であるいは津波災害で家や家族、地域のつながりが消えてしまった方の心傷は計り知れないほど大きなことでしょう。この曲は家族、ふるさとの象徴として「家」を思う心を曲にしました。

 

実はもう一つこの曲には想いを込めました。秋山の大切な友人に尹さん、崔さんという二人の韓国人が居ます。尹は仕事で着任したばかりの仙台で被災、めちゃくちゃになった仕事場の中からよくまあ怪我をせず脱出できたものだと感心しましたが、その後、韓国政府の計らいにより尹の家族はバスで山形、そして空路で韓国へ移送されました。尹は仕事を放り出して来たことが耐えられず、1ヶ月を待たず、家族親類の猛烈な反対を押し切って日本へ戻ってきました。寝食確保できる当てもなく仕事場の復旧の為に仙台へと向かっていきました。彼のたくましさ、仕事に対する責任感の強さ、に敬意を表し、また韓国の家族への彼の複雑な想いにこの曲を捧げます。同じく崔は在日が長いのもあり日本への愛着が深く日本に暮らし続けることを選びました。両親は韓国に居て、さぞ娘のことを心配したことでしょう(その年の夏にはお母様が来日され元気な娘を見て安心されたのではないでしょうか)。崔もきっと家族のことを想い、複雑な心境だったことと思います。崔は素晴らしい歌手ですが、曲を作りながら自然と彼女の声をイメージしていました。尚美が素敵な歌詞を書いてくれました。Balladsのレパートリーでもありますが、作詞者として尚美の初提供作品でもあり、崔が韓国語に訳詞して歌ってくれています。尹と崔、この二人にこの曲を捧げました。(秋山)

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(2023/3/5)

 

*2023/2/22久しぶりに佐賀でミニライヴ!

 

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(2019/5/24)

 

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2014/9/21~23に福岡〜佐賀へ。

Photoに様子をアップしました。

(2014/10/6)

*2014/8/1

Ballads 2nd Album『Voice』発売開始です。

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*2012/8/20

 1st Album「Travesía」(自主制作盤CD-R)

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